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なぜお茶がより温かいと感じるか?

とある職員室での教員の世間話。
(オチは科学的ではありませんのであしからずー)

職員室には給茶器(お茶サーバ)があって、冷たいお茶と温かいお茶を
自由に飲むことが出来ます。
A教員がお茶を持ちながらB教員に話しかけてます。

A教員:「熱量保存の法則ってあるよね?」
B教員:「はい」
A:「同じ温度のはずなのに、飲むとお茶の温かさが違うんだよね」
B:「何がどうゆうことですか?」


A教員はぬるいお茶を飲むために
給茶器の熱いお茶ボタンと冷たいお茶ボタンを1回ずつ押して
混ぜて飲むらしい。

(世間話がこれまた教師っぽい!)

A教員いわく、この同じ温度になるはずのお茶が、
いれる順序で飲んだときの温かさが違うとのこと。
これは熱量保存の法則と矛盾するんじゃない?と話しかけていた。

1) はじめに温かいお茶いれて、あとから冷たいお茶をいれる
2) はじめに冷たいお茶いれて、あとから温かいお茶をいれる

ボタンで出るお茶の量は一定なので、
順序が異なっても結果は1と2は同じ温度なんだけど
どうも1の方が温かいという。

A教員:「なんでだろうね。不思議だよね」
B教員:「なんででしょうね?」

さてさて、
横でその会話を聞いていた僕はこう答えた。

僕:「それはきっと○○○が○○○だからじゃないですか?」
A:「なんか難しいこと言うね〜」


と、A教員はいったけど、そんなに難しいことじゃない。

僕:「それはきっと○○○が○○○だからじゃないですか?」
   ↓
僕:「それはきっと「入力」が「2つ」だからじゃないですか?」

といったのです。 この2系統からの温度の入力で温度に対する感覚が
「増幅」されたと考えました。視点を変えれば「錯覚」と言えるのかもしれません。

えっと、1の順序では、はじめに温かいお茶いれるとまず湯のみの温度が上がる。
つぎに冷たいお茶をいれると、中身お茶はぬるくなるけど、湯のみの温度は温かい。
(逆に2の順序(はじめに冷たいお茶)だと湯のみはしばらく冷たい。)
そんなまだ温かい湯のみを持った手から「温かいなぁ」と感じている。
お茶を飲むときにA教員は手と口から温度の「入力」がある。
A教員にとって手に持った温かい湯のみによって、「より温かいお茶だ」という感覚が
「増幅された」というか「勘違い」が起こったのでしょう。(科学的根拠はないです)

僕が注目したのは、人は錯覚や思い込みを当たり前のようにする生き物だということ。
あと、「熱量保存の法則」っていう言葉のような科学的な言葉だけで
安易な判断をしてはいけないということ。

人の行動にともなう分析では時間軸と物事の変化があるわけで、
瞬間や結果をきりとって考えるんじゃだめ。
「その感覚は勘違いだよ」で終わらすのではなく、
事実、A教員が「温かいな」と感じた事実を分析し
その勘違いを活かした方が場合によって有効だと思うのです。
間違った情報で熱いと思い込んでいたら、
実はものすごく冷たくても 触った瞬間「熱い!」と勘違いしてしまうことありませんか?

なにかデザインするとき、とくにインタラクションやインタフェースを
デザインするときにその視点を忘れてはいけないと思っています。
「勘違い?それはすごい!脳みそ不思議!人間ってすごい!」
この職員室でかわされた会話がいい例になるなと思ったのです。

皆さん科学的でもなんでもない素人の意見でしたが、
長いエントリお付き合いいただきありがとうございます。

正しい解説や仮説、意見あったらコメントおねがいします。
勉強させていただきます。
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at 21:01, ARTYプラス, 日記

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